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最優秀賞はPikcio AG、「Visa’ s Everywhere Initiative Japan 2018」最終選考会開催

2018年9月5日7:00

Visaでは、2018年9月4日、「Visa’ s Everywhere Initiative Japan 2018」最終選考会を丸ビルホール(東京都千代田区)で開催した。当日は、書類選考を突破した9社の担当者からプレゼンテーションが行われ、最優秀賞は、個人データ保護プラットフォーム提供のPikcio AGが受賞した。

世界40カ国以上で行われているイノベーションプログラムが日本初開催

Visa’ s Everywhere Initiativeは、Visaが世界各国で展開しているスタートアップ企業を対象としたイノベーションプログラムだ。2015年に米国で始まり、現在40カ国以上で展開されている。日本では初開催となったが、今回は東京2020オリンピック、さらにその先まで持続する革新的なデジタル・ペイメント・ソリューションの開発にフォーカスしている。

左から3人目が最優秀賞のPikcio AG Development Development Japan Business Bruno Abrioux氏、左から2人目がビザ・ワールドワイド・ジャパン 代表取締役社長 安渕 聖司氏 、その左が同社 ジャパンプロダクト統括部長 クラーク保坂 由美氏、左から4人目が公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 イノベーション推進室長 テクノロジーサービス局次長 平田 英世氏、5人目がシンクタンク・ソフィアバンク 代表/社会起業家フォーラム 副代表 藤沢 久美氏

事前の応募では88のソリューションが提案されたというが、当日は書類選考を経て9社によるプレゼンテーションが行われた。審査員は、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 代表取締役社長 安渕 聖司氏、同社 ジャパンプロダクト統括部長 クラーク保坂 由美氏、シンクタンク・ソフィアバンク 代表/社会起業家フォーラム 副代表 藤沢 久美氏、公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 イノベーション推進室長 テクノロジーサービス局次長 平田 英世氏が務めた。また、会場の参加者もモバイルで投票を行う仕組みも採り入れられた。

Pikcio AGは個人データ管理用ウォレット「My Game Visa WALLET」を提案

その結果、最優秀賞にはPikcio AGが選ばれた。同社の顧客であるBNPパリバでは、ユーザーが個人情報や機密情報がグループ会社と共有できるようになったという。Visaをはじめとする国際ブランドのネットワークにより決済がシームレスな体験になり、ステークホルダーが恩恵を被っているが、フリクションポイントは個人情報の共有であるとした。Pikcioのプラットフォームでは、信頼や利便性を提供できる個人情報・機密情報の共有システムを提供可能だ。

Pikcio AGのプレゼンテーション

同社がVisaに提案した「My Game Visa WALLET」では、Visaカードにリンクした安全な個人データ管理用ウォレットとなるそうだ。日本に来日した旅行者は、ポイントやリワードが得られるお得感を得たいという一方で、自らの個人情報を提供したくはないと感じている。たとえば、旅行保険に加入する場合、銀行が発行しているウォレットを使うことで、さまざまなサービスにアクセスでき、認証されたデータを保険会社に安全に開示できるという。保険会社では認証データを得ることで、保険の加入手続きが簡素化され、カスタマイズしたサービスが提供できるようになる。旅行者は、保険のデジタル加入に加え、ホテルや試合会場へのチェックイン、OTP(ワン・タイム・パスワード)を必要としないレジ、リワードプログラムなどを提供できる。

今後の構想として、まずはサンドボックスにウォレットのプロトタイプを構築。その中に、APIとしてカードホルダー・エンロールメント、Visaオファー・プラットフォーム、Visaマーチャント・オファーズ・リソース・センターからスタートし、検証後、2019ラグビーワールドカップにおいて限られた機能で試験的に立ち上げ、東京2020オリンピックでより機能を増やし、その後はデータ共有して多くの機能が使えるようにしたいとした。

優秀賞はKyash、特別賞はソラミツが受賞

優秀賞は、Kyashが受賞した。同社では、前払式支払手段を活用した独自システムをベースに、決済や送金が可能なウォレットアプリ「Kyash」を展開。ユーザー数は30万件を突破している。現在、カードにつながっているオファーはたサービスでも展開されているが、ソーシャルスコアを組み合わせることができるのが特徴だという。今後はプッシュトランザクションやQRコードの活用も想定。ユーザー体験では、個人のスコアをベースにクーポンを提供し、それを友人と共有することで、もらった人も便利に利用できるサービスを提供していきたいとした。

最優秀賞のPikcio AG Bruno Abrioux氏(中央)、優秀賞のKyash 代表取締役 鷹取真一氏(左)、ソラミツ ソラ・ディレクター 宮沢和正氏

特別賞には会場からの投票も多かったというソラミツが輝いた。同社では、ブロックチェーン技術を活用し、クレジットカードやポイントカード、仮想通貨、クーポンをすべてインテグレートして、一台のスマートフォンで一瞬にして使える仕組みを提案した。

なお、そのほか最終選考に残った企業は、Finatext、コンシェルジュ、77hz、クービック、Wirex Japan、Coolpayとなった。

Kyashのプレゼンテーション

Finatextのプレゼンテーション

コンシェルジュのプレゼンテーション

ソラミツのプレゼンテーション

77hzのプレゼンテーション

クービックのプレゼンテーション

Wirex Japanのプレゼンテーション

Coolpayのプレゼンテーション

最優秀賞はPikcio AG、「Visa’ s Everywhere Initiative Japan 2018」最終選考会開催

2018年9月5日7:00

Visaでは、2018年9月4日、「Visa’ s Everywhere Initiative Japan 2018」最終選考会を丸ビルホール(東京都千代田区)で開催した。当日は、書類選考を突破した9社の担当者からプレゼンテーションが行われ、最優秀賞は、個人データ保護プラットフォーム提供のPikcio AGが受賞した。

世界40カ国以上で行われているイノベーションプログラムが日本初開催

Visa’ s Everywhere Initiativeは、Visaが世界各国で展開しているスタートアップ企業を対象としたイノベーションプログラムだ。2015年に米国で始まり、現在40カ国以上で展開されている。日本では初開催となったが、今回は東京2020オリンピック、さらにその先まで持続する革新的なデジタル・ペイメント・ソリューションの開発にフォーカスしている。

左から3人目が最優秀賞のPikcio AG Development Development Japan Business Bruno Abrioux氏、左から2人目がビザ・ワールドワイド・ジャパン 代表取締役社長 安渕 聖司氏 、その左が同社 ジャパンプロダクト統括部長 クラーク保坂 由美氏、左から4人目が公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 イノベーション推進室長 テクノロジーサービス局次長 平田 英世氏、5人目がシンクタンク・ソフィアバンク 代表/社会起業家フォーラム 副代表 藤沢 久美氏

事前の応募では88のソリューションが提案されたというが、当日は書類選考を経て9社によるプレゼンテーションが行われた。審査員は、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 代表取締役社長 安渕 聖司氏、同社 ジャパンプロダクト統括部長 クラーク保坂 由美氏、シンクタンク・ソフィアバンク 代表/社会起業家フォーラム 副代表 藤沢 久美氏、公益財団法人 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 イノベーション推進室長 テクノロジーサービス局次長 平田 英世氏が務めた。また、会場の参加者もモバイルで投票を行う仕組みも採り入れられた。

Pikcio AGは個人データ管理用ウォレット「My Game Visa WALLET」を提案

その結果、最優秀賞にはPikcio AGが選ばれた。同社の顧客であるBNPパリバでは、ユーザーが個人情報や機密情報がグループ会社と共有できるようになったという。Visaをはじめとする国際ブランドのネットワークにより決済がシームレスな体験になり、ステークホルダーが恩恵を被っているが、フリクションポイントは個人情報の共有であるとした。Pikcioのプラットフォームでは、信頼や利便性を提供できる個人情報・機密情報の共有システムを提供可能だ。

Pikcio AGのプレゼンテーション

同社がVisaに提案した「My Game Visa WALLET」では、Visaカードにリンクした安全な個人データ管理用ウォレットとなるそうだ。日本に来日した旅行者は、ポイントやリワードが得られるお得感を得たいという一方で、自らの個人情報を提供したくはないと感じている。たとえば、旅行保険に加入する場合、銀行が発行しているウォレットを使うことで、さまざまなサービスにアクセスでき、認証されたデータを保険会社に安全に開示できるという。保険会社では認証データを得ることで、保険の加入手続きが簡素化され、カスタマイズしたサービスが提供できるようになる。旅行者は、保険のデジタル加入に加え、ホテルや試合会場へのチェックイン、OTP(ワン・タイム・パスワード)を必要としないレジ、リワードプログラムなどを提供できる。

今後の構想として、まずはサンドボックスにウォレットのプロトタイプを構築。その中に、APIとしてカードホルダー・エンロールメント、Visaオファー・プラットフォーム、Visaマーチャント・オファーズ・リソース・センターからスタートし、検証後、2019ラグビーワールドカップにおいて限られた機能で試験的に立ち上げ、東京2020オリンピックでより機能を増やし、その後はデータ共有して多くの機能が使えるようにしたいとした。

優秀賞はKyash、特別賞はソラミツが受賞

優秀賞は、Kyashが受賞した。同社では、前払式支払手段を活用した独自システムをベースに、決済や送金が可能なウォレットアプリ「Kyash」を展開。ユーザー数は30万件を突破している。現在、カードにつながっているオファーはたサービスでも展開されているが、ソーシャルスコアを組み合わせることができるのが特徴だという。今後はプッシュトランザクションやQRコードの活用も想定。ユーザー体験では、個人のスコアをベースにクーポンを提供し、それを友人と共有することで、もらった人も便利に利用できるサービスを提供していきたいとした。

最優秀賞のPikcio AG Bruno Abrioux氏(中央)、優秀賞のKyash 代表取締役 鷹取真一氏(左)、ソラミツ ソラ・ディレクター 宮沢和正氏

特別賞には会場からの投票も多かったというソラミツが輝いた。同社では、ブロックチェーン技術を活用し、クレジットカードやポイントカード、仮想通貨、クーポンをすべてインテグレートして、一台のスマートフォンで一瞬にして使える仕組みを提案した。

なお、そのほか最終選考に残った企業は、Finatext、コンシェルジュ、77hz、クービック、Wirex Japan、Coolpayとなった。

Kyashのプレゼンテーション

Finatextのプレゼンテーション

コンシェルジュのプレゼンテーション

ソラミツのプレゼンテーション

77hzのプレゼンテーション

クービックのプレゼンテーション

Wirex Japanのプレゼンテーション

Coolpayのプレゼンテーション