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ローソンのレジなし決済、Origamiのスマホでテーブルオーダーなど、未来の店舗や支払いを表現(CEATEC JAPAN 2018)

2018年10月16日7:00

一般社団法人電子情報技術産業協会、一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の3団体で構成するCEATEC JAPAN実施協議会は、2018年10月16日~19日まで、「CEATEC JAPAN 2018」を幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催する。「CEATEC JAPAN 2018」には、2017年の667社を上回る725社/団体が出展している(出展小間数は1,786小間)。うち新規出展者数は345社。10月15日には、報道関係者向けの説明会、一部展示が公開された。主催者企画の「IoTタウン2018」では、決済やカードサービスの展示も目立った。

ローソンは商品にUHF帯ICタグを貼付し、ゲートを通ると決済完了

コンビニエンスストア大手のローソンは、「ウォークスルー決済」を披露した。ローソンCEATECアプリもしくは、楽天の「楽天ペイ(アプリ決済)」のいずれかのアプリをダウンロードした利用者は、店内でウォークスルーゲートを通ることで商品を購入可能だ。

利用者は、店内で商品を選び、手提げ袋に入れる。商品を選択後、アプリを立ち上げQRコードを表示し、店舗にあるリーダにかざす。その後、商品を入れた袋をウォークスルーゲートに通すと決済が行われる流れだ。ウォークスルーゲートでは、UHF帯ICタグを読み取って、購入商品を判別する(決済後、ICタグは回収)。

Origami Payでテーブルからそのまま注文やオーダーが可能に

スマートフォン決済サービスを提供するOrigamiは、キャシュレスの現在と未来を表現する「Origami Station」を展示。会場には、「折り紙」駅が出現した。

コーヒーショップでは、席に座ったままアプリで商品を選択し、テーブルに貼付されているQRコードを読み取れば注文が行われる。注文後は、店員から座席にコーヒーが運ばれる。

また、ベンディングマシーンでは、QRコードをかざすと支払いが行われるデモを行っている。

三井住友FGはデジタル活用やビッグデータなどを紹介

三井住友フィナンシャルグループのブースでは、グループ会社11社が、20件を超える「共創」の取り組みを展示。三井住友銀行では、7月30日にオープンした「マネービバ@汐留」において行われている取り組みを紹介している。まず、「SMBCスタンプカード」では、来店やセミナーの参加でスタンプが貯まり、スタンプが貯まると景品に交換可能だ。スタンプカード利用者のアプリは、Bluetoothで検知し、来店スタンプが押印される。

会場には、スマートフォンをNFCタグが貼付されたプレートにタッチするか、QRコードを読み取ると特定のWebページへ遷移する「スマートプレート」も展示している。

セディナは、True Dataと協力して展開するデータベースマーケティング事業について出展している。メーカーや流通小売企業等を対象に、5,000万人分の生活者の商品購買情報と、1,600万人のクレジットカード情報を掛け合わせたビッグデータを活用したデータマーケティングサービスを展開することで、新規集客や売上拡大を支援するという。

2016年に三井住友カードと資本業務提携を発表したShowcase Gigは、モバイルウォレットサービス「O:der(オーダー)」を紹介している。スマートフォンアプリにより来店前の事前注文・事前決済が可能だ。今後は、イートイン利用者もテーブルからスマートフォンで注文と決済が可能なサービスも展開する。

そのほか、三井住友カードの加盟店送客サービス「ココイコ!」、シリコンバレーにおける同グループのオープンイノベーションの取り組みなども紹介している。

Japan Digital Designはスマホによる金融取引のデモを実施

三菱UFJフィナンシャル・グループのブースでは、Japan Digital Designが新たな金融インフラのコンセプトを紹介した。バンクサービスでは、普段使用するキャッシュカードをフックに、スマホに1度登録すればいろいろな銀行取引ができるIDを発行するデモを行った。アプリを登録した利用者は、事前に取引金額を選択すると、NFC機能を利用してATMにおいてワンタッチの現金引き出しが可能だ。また、請求書をスマホカメラで読み込んで、振り込みができるサービスなども紹介した。

同社のブースでは、小型ATMをミニバンに搭載し、現金が必要な場所へ出店する「ATM mini」 も紹介した。

Japan Digital Designとクラウドワークスの合弁会社であるクラウドマネーでは、個人向けデジタルウォレットアプリの提供を予定している。「クラウドワークス」に登録しているクラウドワーカー、フリーランスが獲得した報酬をデジタルウォレットに直接チャージし、国際ブランドの加盟店決済に利用できるようにする。また、今後はApple Payへの対応を予定している。

三菱UFJフィナンシャル・グループのブースでは、ブロックチェーンを活用した取り組みも展示。三菱電機インフォメーションシステムズでは、ブロックチェーン共通基盤を活用し、デジタル通貨による前金予約機能を搭載した、飲食店のキャンセル防止サービスのデモを行っている。セルフ予約キャンセル機能を搭載しており、店舗ではQRコードによる支払いも可能だ。

イオンクレジットサービスでは、オープンイノベーションの取り組みを紹介。決済領域では、富士通の生体認証技術の1つである手のひら静脈認証を活用したカードレス決済の実証実験をミニストップで行っているそうだ。