enterPAYment

Menu

マツモトキヨシで「dポイント」開始、マーケティング領域の協業で個客戦略強化 「dポイント」と「マツキヨポイント」がWで貯まる

2018年4月19日8:00

NTTドコモとマツモトキヨシホールディングスは、2018年4月18日に記者説明会を開催し、NTTドコモのポイントサービス「dポイント」が2018年4月30日から全国約1,600店のマツモトキヨシの店舗で順次利用可能になると発表した。店舗ではマツモトキヨシの「マツキヨポイント」のポイントも同時に貯まる。両社では、カード会員基盤などを活用したマーケティング展開でも協業する。

左からNTTドコモ 代表取締役社長 吉澤 和弘氏、ゲストの中条あやみさん、マツモトキヨシホールディングス 代表取締役社長 松本清雄氏

dポイントクラブ会員数は6,500万人、dポイントカード登録者数は2,232万人
マツモトキヨシではdカード決済と合わせ最大5%のポイントが貯まる

NTTドコモが展開する「dポイント」は、順調にパートナー社数が拡大しているという。実店舗は2016年度の31社2万5,500店舗から112社3万1,300店舗に、ネットは2016年度の45社51サイトから93社106サイトにそれぞれ広がっている(4月18 日時点)。また、3月末時点のdポイントクラブ会員数は2016年の6,135万人から6,500万人に、dポイントカード登録者数は2016年の1,256万人から2,232万人へ増加。カード登録者数は1.8倍となった。

NTTドコモ 代表取締役社長 吉澤 和弘氏は、「日本一わくわくするポイントを目指してマツモトキヨシ様と協業を進めていまいります」と語った。同氏によると、利用者からマツモトキヨシで早くdポイントを使えるようにしてほしいという声を受けており、今回のサービス開始により、よりお得で、便利に使ってもらえるとした。

利用者は、マツモトキヨシ店舗での支払い時に、dポイントカード・dカード・dカード GOLD・dカード プリペイドを提示すると、買い上げ1回につき、購入額100円(税抜)ごとにdポイントが1ポイント付与される。また、同時にマツキヨポイントカードを提示すれば、マツキヨポイントも貯まるため、一度の買い物で最大2%のポイントが貯まることになる。

さらに、同日から、マツモトキヨシ店舗とマツモトキヨシオンラインストアでクレジットカード「dカード」等で決済すると、購入額100円(税込)ごとに、dカード等の決済で貯まる1ポイントに加え、さらに2ポイント(合計3ポイント)が付与される。

これにより、dポイントカードとマツキヨポイントカードの提示によるポイントとあわせ、最大5%のポイントが貯まることとなる。

東名阪エリアの約850店舗から提供を開始

サービス開始に合わせポイント最大7倍などのキャンペーン実施
マツモトキヨシ限定のオリジナルdポイントカードを配布

NTTドコモでは、大手企業との新規提携の際、ポイントアップキャンペーンやオリジナルデザインのカード発行等、販促施策を実施してきたが、マツモトキヨシでも同様に展開する。

キャンペーンに関しては、NTドコモ プラットフォームビジネス推進部パートナー推進室アライアンス担当部長 田原 務氏が紹介

まず、2018年4月30日(月曜)~2018年6月30日の期間中に、対象のマツモトキヨシ店舗、オンラインストアでの支払い時にdポイントカード等を提示すると、通常、100円(税抜)につき1ポイント進呈のところ、キャンペーンポイントとして、さらに2ポイントを進呈する。

また、同期間中にマツキヨポイントカードとdポイントカード等を提示し、合計3,000円(税抜)以上の買い物をした人の中から抽選で100名に、Dyson コードレスクリーナーとマツモトキヨシのオーガニックコスメブランド「ARGELAN(アルジェラン)」のシャンプー・コンディショナー・ボディソープの詰め合わせをダブルで進呈する(要キャンペーンエントリー)。

そのほか、マツキヨポイントのキャラクター「マツキヨポリス」とdポイントのキャラクター「ポインコ」をデザインしたマツモトキヨシ限定のオリジナルdポイントカードを対象のマツモトキヨシ店舗で配布予定だ。

マツモトキヨシ限定のオリジナルdポイントカード

マーケティングやメーカー向けマーケティング商材でも連携
2018年秋頃をめどに本格的なマーケティング展開を開始

NTTドコモと提携するマツモトキヨシでは現在、1,600店舗を有しており、約2,500万人の会員基盤を構築している。マツモトキヨシホールディングス 代表取締役社長 松本清雄氏によると、女性層を中心に、dポイントユーザーに来店してもらえるキッカケを提供できるとした。

マツモトキヨシとドコモの連携

マツモトキヨシでは、NTTドコモとの連携によるマーケティングや広告展開、メーカー向けマーケティング商材の開発に期待している。消費者行動が多様化する中、情報に触れる手段が、インターネットやSNSなど、多岐にわたっている。また、情報に触れる世界も自由になってきているそうだ。マツモトキヨシでは、店舗、ECサイト、オンラインストア、アプリなどでのオムニチャネル化を推進し、どのようなチャネルからでもきめ細かく顧客にアプローチできる環境づくりに力を入れている。

マツモトキヨシホールディングス 営業統括本部営業企画部長 松田崇氏によると、両社のデータを活用することで、「弊社が弱かった購買プロセスの可視化が補完されます」と期待を寄せる。NTTドコモは、認知や興味・検討に結び付けられる情報を提供できる強みがあるため、ユーザー自身に合った情報をタイムリーに提供できるとした。マツモトキヨシでは、2018年秋頃をめどに本格的な展開を開始したい考え。

マツモトキヨシホールディングス 営業統括本部営業企画部長 松田崇氏

2つのポイントが同時に貯まる施策を実施しているdポイントの加盟店舗は?
dポイントを軸に強固な会員基盤を構築へ

なお、NTTドコモでは、今回のマツモトキヨシ同様に2つのプログラムが同時に貯まる施策を東急ハンズ、PLAZA(プラザスタイル)、梅の花といった店舗が実施している。また、AOKIのように期間や条件を設けてWポイントを実施している企業もある。

NTTドコモでは、dポイントユーザーを軸とした会員基盤の構築に力を入れる。2018年5月1日には、会員プログラム「dポイントクラブ」をリニューアルし、携帯電話の契約者に代わり「dポイントクラブ」の「会員基盤」を軸とした事業運営を推進していくと発表している。

従来は、携帯電話の回線契約をベースにサービスを展開していたが、回線契約を持たない人でもdポイントをまとめて利用することができるようになっている。吉澤氏は、6,500万人の会員基盤の上に、回線契約、ドコモ光やdカード、dポイントなどのサービスを乗せることにより、会員基盤の強化を図っていきたいとした。