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イギリス・ロンドンで「RetailEXPO」開催、欧州の決済プレイヤーが多数集結

2019年5月13日8:00

リードエグジビション(Reed Exhibitions Ltd.)は、2019年5月1日、2日にイギリス・ロンドンにある「ロンドンオリンピア」で「RetailEXPO(リテールエクスポ)」を開催した。「RetailEXPO」は、小売技術、デザイン、デジタルサイネージなどの製品・ソリューションを紹介する欧州でも有数の展示会で、決済関連企業も数多く出展していた。

「RetailEXPO」の会場の様子

「RetailEXPO」の舞台となったのは、ウェスト・ケンジントンにある「オリンピア」。19世紀に建てられた歴史のある見本市会場だ。

ケンジントン・オリンピア駅から見た「オリンピア」の外観。歴史を感じさせる

「RetailEXPO」では、流通の製品やソリューションを紹介する「Retail Business Technology Expo(RBTE)」、店舗デザイン、POP、マーケティング&ブランディング、VM、照明、店舗装飾など、小売デザインに関連するゾーンとなる「Retail Design Expo(RDE)」、デジタルサイネージ関連の製品やサービスを紹介する「Retail Digital Signage Expo(RDSE)」を集結して展示が行われた。日本でいうと、日本経済新聞社が主催する「リテールテックJAPAN」のような欧州の流通総合展示会だ。来場者の登録は無料で、1万5,000人以上の小売を中心とした来場者を集めたそうだ。

会場のRBTEゾーンでは、決済関連の展示も数多く行われていた。決済端末関連では、世界的な企業であるインジェニコ(Ingenico)、ベリフォン(Verifone)、PAX Technology(パックス・テクノロジー)、NEWLAND(ニューランド)といった企業が出展した。

Ingenico の「APOS A8」

日本ではNEC、トランザクション・メディア・ネットワークスな度が取り扱うPAX Technologyの端末

また、欧州を中心としたプロセッサーや決済ソリューションを展開する大手企業も出展した。例えば、欧州屈指のプロセッサーであるWorldline(ワールドライン)、オランダと米国に本社を置き、さまざまな決済種別をサポートするFinTech企業であるAdyen(アディエン)、欧州を拠点に世界展開を行うWorldpay(ワールドペイ)、ソフトバンクが出資したことで話題となった決済サービス企業であるWirecard(ワイヤーカード)など、欧州で馴染みのある決済プレイヤーがサービスをPRした。日本でも近年、注目を集める後払い決済では、スウェーデンのKlarna(クラルナ)がサービスのデモを行った。

TruRatingは、WorldpayやFISのブースで決済端末を活用して顧客にアンケートなどを行う技術を紹介した

スウェーデンの後払い事業者Klarna

国際ブランドでは、Mastercardが出展して、小売業のロイヤリティプログラムと連携する「Loyalty Connect」を紹介した。「Loyalty Connect」では、カード利用者が、アプリやWebサイトなどを通じて、希望する小売業のロイヤリティプログラムに登録することができるという。

Mastercardは「Loyalty Connect」を紹介

また、会場ではネットとリアルを統合管理するPOSやカートシステム、RFIDを活用したバックヤードの効率化ソリューション、店舗デザインやPOPなどの展示も行われた。

日本企業では、デンソー、パナソニック、日立製作所、スター精密、アスタリスクといった企業が展示を行っていた。

また、会場には6つのステージが用意され、専門家や流通企業など、150人以上の講演やセッションが行われた。その1つとして「Payments Stage」が設けられ、最新の決済ソリューションの紹介、店舗内やオンラインの支払い動向が紹介された。

会場には「Payments STAGE」のコーナーも設けられた。手前はWorldlineのブース

ペイメントナビ編集部では、会場で複数の企業にインタビューを行ったが、後日その記事を紹介する予定だ。

なお、2020年の「RetailEXPO」は2020年4月28日と29日の2日間、今年同様にオリンピアで行われる。